「生野コリアタウン」はコクがある

大阪生活が長いけど「生野コリアタウン」を知らなかった

大阪市の東南部に生野という地域がある。古代・仁徳天皇の時代に海外から日本に渡って来た人々(特に百済からの渡来人)が多かったという名残りのために、その中心地である鶴橋駅周辺にはキムチ屋さんや焼肉屋さんをはじめとする韓国料理のお店が多く、電車から降りた瞬間に焼肉のタレの匂いがするくらい焼肉の町として有名だ。

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百済門

鶴橋はガイドブックにも乗っているし駅チカだから大阪に暮らしていれば自然と存在を知ることができるんだけど、実はそこから歩いて10分ほど離れたところに「生野コリアタウン」という韓国の食料品を中心とした商店街がある。このことは長いこと大阪に住んでいるんだけど、その存在をまったく知りませんでした。

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秩序

行ってみると、これがなかなかレトロというかディープというか歴史を感じる街並みで居心地が良かったです。

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パンフの置き方もドライ

ただ、「ぼくにとっては居心地がいいけれど若い女の子にはどうでしょう」と思ったら、その町並みの雰囲気とは裏腹に観光客の年齢層はとても若く、20代前半の女の子が多かったのには驚いた。韓国料理や化粧品など女性好みの文化が理由のひとつなのかもしれませんね。

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チゲ旨い

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チヂミ旨い

大阪は東京と違って変化が緩やかなのか、見ようによっては荒廃していると言えなくもないスポットはけっこう多い。電気街で有名な日本橋も秋葉原に比べると全然洗練されていなくて「一見さんお断り」って感じがしてファッションとしてのオタクは足を踏み入れにくかったりする。

どんどん垢抜けていくことに面白みを感じない人は大阪に移住してみてもいいかもしれません。

ビルの建て替えもしないし、色が薄くなっても塗装し直さないなどはよくある話だし、場所だけでなく同じテレビ番組が何十年も放送されていたりもする。変化を嫌う文化があるのかもしれない。

言われてみれば、昔の思い出を何十年経っても毎回おもしろそうに話す人をよく見かけるし、もっといえば、その思い出の中でまだ味わっていたいと願う人がけっこういる。ぼくからみると「もう、そのガム味しませんやん!」って思わなくもないけれど。

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トッポギ旨い

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