『よつばと!』好奇心いっぱいの女の子と優しい大人の関係が素敵だと思った。

掃除機をかけるとか洗濯機を回すとかニンジンを切るとか、特に強いコダワリもなく淡々とこなす仕事(僕の場合は掃除とか洗濯とかニンジンはそういう仕事)というのは記憶から消えてしまいがちだけど、その中にはおもしろエピソードが詰まっているのかもしれない。それを教えてくれるのは子どもだったりする。洗濯機なんて子どもの目線から見たら、めっちゃ変わったものかもしれないし、面白そうなことかもしれない。

よつばと!』は、ちょっと変わった5歳の女の子「よつば」が、日常の中で体験する様々な「初めて」や「感動」を描いた漫画だ。公園で遊んだり、近所のお姉さんに遊んでもらったり、家事を手伝ったりと誰しもが経験する話なんだけど、好奇心いっぱいの子どもの目線で見たらすべてが新鮮に映っておもしろい。それと同時に、自分の感覚は錆びついてんなとも思った。普段は何気なくしてきたことも、この漫画を通すと「そう言われりゃそうやな」って思うことは多い。

これといったイベントも起きなくて、誰にでも起こりえる日常をテーマに描いた漫画というのは、一見すると魅力がわからないのだけど読んでみると癖になる面白さがある。ちなみに、いま僕が不思議に思っているのは「爪を切ること」だ。爪を切っていると「これは人間が一生背負わないといけない定めなんだろうか」と思ってしまう。みんなどんな感じで手入れしてるんだろうね。

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